新卒でランドネットに入社した理由
―まずは、新卒でランドネットに入社した理由を教えてください。
東京で働きたかったので、都内に本社があるランドネットに入社しました。
石川県出身ということもあり、当時は都会への憧れが強かった気がします。
就職活動中に参加した合同企業説明会では、業界や職種にこだわらずに企業ブースを回りました。
そこで初めてランドネットを知り、不動産業界の会社であることを認知しました。
会社の取り組みを学生が分かるように説明していた人事担当者の姿勢や明るい人柄に惹かれて、求人に応募したのを覚えています。
―希望の業界や職種などは無かったのですね。
働く業界や職種に強いこだわりは特にありませんでしたが、就活の軸は「働いている人たちとフィーリングが合いそうかどうか」でしたね。
自分では変え難い要素ですし、どんな仕事内容であっても、いい仲間とならこなせると思っていました。
また、大学のサークルで広告研究会に入っていたこともあり、ランドネットの採用試験では「何か広報に関する仕事に挑戦したい」と面接官に話していたと思います。
―面接はどうでしたか?
1次は大阪で人事担当者と面接しました。
その後の選考は東京に場所を移し、部長陣との2次面接、そして最終は社長面接でした。
当時関西に住んでいたので、2次と最終面接を同日に行ってくれた面接日程の配慮はありがたかったです。
面接は7年以上も前の話なので、記憶が曖昧ですが、「営業には興味ない?」と質問されたのを覚えています。
ガクチカで話したストーリーが印象に残ったのかもしれません。
具体的には、サークル活動の一環で、フリーペーパーに載せる広告の電話営業をしていた話をしました。
ランドネット営業職での仕事と親和性が高いと思われたのかもしれませんね。
そうしたやりとりを経て、入社後は不動産営業を担う営業職に配属され、区分マンションの買取や仲介の電話営業に励むことになりました。
―実際、不動産営業をやってみてどうでしたか?
サークル活動での経験が活きていたのか、ランドネットでの電話営業に苦悶することはさほどありませんでした。
もともと人と話すことが好きなので、不動産以外の話も含めたアイスブレイクを活用し、お客様との距離を縮める営業スタイルが私の強みでした。
信頼関係を構築し、1戸、2戸とリピートで投資用物件の売却をおまかせいただけるお客様にも恵まれ、営業部での2年半は同年代の社会人より多く稼げていたかもしれません(笑)。
ジョブローテーションで営業職から事務職へ転身
―現在、宮島係長は経営企画室に所属されていますが、その前は営業企画部営業企画課に所属されていましたよね。営業職からキャリアチェンジした経緯を教えてください。
営業職にもやりがいを感じていましたが、自分の適性を模索したくなるタイミングがありました。
他の会社に移ることも頭をよぎりましたが、社内には信頼できる同期や相談できる先輩がいたので、社内でのジョブローテーションが出来ないか相談しました。
ちょうど、営業担当者の事務作業をサポートする業務の立ち上げの話があり、営業職から事務職へのキャリアチェンジに繋がりました。
これを機に、営業部から事務部門の営業企画部営業企画課(旧:管理部業務企画課)へ異動となりました。
―キャリアチェンジを決断した当時の心境はいかがでしたか?
営業職は稼げますし、やりがいもあります。
ただ、常に数字を追って走り続ける大変さもありますし、入社して営業しかやってこなかったこともあって、他部署も経験してみたいという気持ちが芽生え始めていました。
その気持ちを尊重していただけたことは有難かったですし、事務部門でもこれまで培った経験を活かすことができるということで、モチベーションは高かったです。
―営業企画課の仕事内容を教えてください。
営業企画課(旧:業務企画課)では、販売図面の作成、建物の検査状況や接道状況を調査する役所調査、管理状況に関する重要事項調査報告書の取得、不動産取引に欠かせないお客様への重要事項説明などを営業担当者に代わって対応していました。
他にも、営業担当者が営業に専念できる仕組みづくりやマニュアルの作成を行いました。
これが現在ランドネットで採られている分業制の導入に繋がっていると思います。
営業企画課に3年半在籍した後、2022年8月からは経営企画室に在籍しています。
事務部門としては2つ、ランドネット全体で見れば3つの部署をジョブローテーションで経験していることになりますね。
経営企画室の仕事とは?
―経営企画室では、どのような仕事をしていますか?
経営企画室では、主に以下の業務を行っています。
・予算
経営に必要な予算の決定や管理
・データの集積と分析
会社に係るあらゆるデータを集積し、数字に基づいた経営戦略の策定に活用
・広報
当社の取り組みをリリース記事として掲載し、ランドネットの認知拡大を図る
・情報開示、IR
決算短信・有価証券報告書等の法定書類作成や、業績・財務状況等の情報発信
業務は多岐に渡りますが、私が主に担当しているのは情報開示・IR業務です。
具体的には、ランドネットの業績、経営状態、財務状況、今後の見通しなど、株主や投資家に向けた情報発信です。
上場企業である当社は、東京証券取引所を通じて投資判断に必要な情報を公表する義務があります。
どんな情報を発信するか工夫が必要な点では、私がやりたかった広報業務に通ずる部分もありますね。
―IRはランドネットを知らない投資家に当社を認知してもらえる重要な業務なんですね。
そうです!
不動産を取り扱っている当社にとってのIR活動は、株主向けの投資判断材料としての役割だけにとどまりません。
IRがきっかけで、当社が収益用物件を取り扱っていることを知ってもらえれば、お取引に繋がる可能性だってあります。
企業の動向や株式に関心のあるマネーリテラシーの高いお客様との出会いに繋がる業務なので、それに携われていることに誇りとやりがいを感じます。
ランドネットの魅力
―新卒入社の宮島係長が感じるランドネットの魅力は何ですか?
話しやすい仲間が多い点が魅力です。
社員の平均年齢が30.1歳(2023年度)と年が近いこともあり、何でも話せる風通しの良い職場だと感じます。
同僚はもちろん、上司と話すハードルも高くないので相談がしやすいです。
一人で悩んで考えるよりも、上司や仲間に相談したら“5分で解決!”なんてこともありますね。
―新社会人にとって、職場に話しやすい仲間が多くいるのは心強いですね。
職場の雰囲気やその会社で働く社員の人柄は、入社してみないと分かりません。
入社後に会社の人たちと上手く付き合っていけるのか不安に思う就活生も多いと思います。
私は合同企業説明会で初めて会った当社の人事部担当者とのフィーリングを信じて求人に応募し、幸運にも同僚や上司に恵まれた環境で働くことができました。
営業職から事務職に異動する際も上司にたくさん相談に乗ってもらいましたし、こうした社員間のコミュニケーションは自身のキャリア形成を図る上でも大切だと感じます。
求める人物像
―ランドネットでは、どんな人が活躍できますか?
物怖じせずに色々な人とコミュニケーションを取れる人が向いています。
お客様とはもちろん、社内でも部署を跨(また)いだやり取りが多く発生しますから、他部署の社員と連携した仕事の進め方が求められます。
上手くコミュニケーションを図り、積極的に行動できる人は営業職、事務職問わず活躍の幅を広げられると思います。
―宮島係長は学生時代、どのようにしてコミュニケーション力を高めましたか?
サークルの広告研究会では、商店街の食堂や喫茶店で働く方に協賛いただき、フリーペーパーの作成費用や、鴨川の河川敷で行っていた映画上映の運営資金を得てきました。
こうした普段関わることのない人達を巻きこんだ活動が、ランドネットの入社後にも生きているのだと思います。
―最後に、就活生に一言お願いします。
就活は大変なので、悩んでしまったり自信を無くしたりする学生も多いはずです。
でも、何も考えず時には直感で行動してみるのもアリだと思います。
周りのいろんな意見に惑う場面もあると思いますが、行動した結果たとえ失敗したとしても、自分で決めたことであれば素直に結果を受け入れられますし、その失敗を次に活かすことだってできます。
私自身もこうした勢いで就活を乗り越えてきましたし、やっぱり、気概のある方と一緒に働けたら嬉しいです。
ランドネットでは新卒採用を行っています。
就活生の皆さん、ご応募をお待ちしています!
―宮島係長、本日はありがとうございました!