President Message
代表メッセージ
2025年7月期決算では、経常利益において前期比+31.5%、上場来平均成長率(2022年7月期~)も+33.6%を達成しました。引き続き、中古不動産の流通・再生・運用を通して世界を変えます。不動産流通業界トップを目指します。
長期間の金融緩和と円安容認により、ようやく日本経済は、デフレーションからインフレーションへと転換を果たしました。
企業収益の堅調な推移を背景に、賃上げの機運が高まり、日本経済の回復へ歩みを進めた1年となりました。
当社が所属する中古マンション市場においても、2020年5月から63か月連続(2025年7月末時点)で成約価格が上昇し続けている中で、この好機を逃さず、2025年7月期では過去最高の業績を上げることができました。
今期の業績においては、売上高は前期比+23.4%、経常利益は前期比+31.5%と成長して伸びております。
①不動産情報の量的な拡大、②営業社員の採用と教育、③その基盤となるシステム開発、④築浅の区分マンションの拡大と、戸建て・アパートへの物件種別の拡大、この4点の実現、また効率化を図る中で、経常利益率も向上しています。
取扱物件種別の拡大を進める中で、アパートや一棟ビル・一棟マンションの取り扱いが増えており、より一層中古不動産の取り扱いに自信を深めております。
また、中古不動産の購入に際し、3年を保証期間として契約不適合責任や設備の半額保証※、家賃滞納保証を設け、買主様にとって安心できる取引も提供しています。
そして、売上高の1.3%を占める不動産賃貸管理事業について、賃貸管理戸数は8,430戸から、9,383戸と前期比+11.3%の伸びをみせております。
今後、こちらの事業のシステム開発をしっかり進め、事業効率を上げることで、さらに拡大していきます。
不動産クラウドファンディングについて、2025年の7月に募集した#16号ファンドは、募集開始後6時間で5,509万円の募集金額に達しました。
お客様と対話する中で、配当利回りや運用期間、優先募集・抽選募集、紹介制度等、いろいろな工夫を重ねながらサービスの質を上げる努力をしております。将来的には、当社の資金調達の一つの手段となるまで育てたいと考えております。
引き続き中古不動産流通・再生・運用の業界でのリーディングカンパニーを目指してまいります。
※ 各設備保証には上限を設けております。
