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住み替えやリフォームにも役立つ! マイホーム「間取り」の雑学①~間取り図の略語~

執筆者:Redia編集部 Redia編集部

借りて住む、購入して住む、いずれにおいても家を選ぶ際に必ず見るのが間取りです。

また、間取りに求められるものも住む人のライフステージによって大きく変化していきます。

これからご紹介させていただく間取りの「いろは」を知ることで、マイホームの購入やリフォームなどの参考にしていただけたら幸いです。

1.日本の住宅における「間取り」とは

みなさんが、マイホームを購入したり、借りたり、リフォーム・リノベーションしたりと、必ず目にするのが間取り図ではないでしょうか。間取り図とは、実際の間取りを上から見た図が一般的です。そして、その間取り図には様々な家の情報が詰め込まれており、見る人によっては憧れの暮らしの未来予想図ともいえるでしょう。

実際に、住まいを購入した方々の物件選びの決め手も「立地・環境」とともに「間取り」が、どの調査を見ても常に上位にくるほどです。

そもそも日本の住宅における「間取り」という言葉は、諸説ありますが、建物内の「間」を「取る」、つまり建物内部の「間(空間)」を「取る(仕切る・分割する)」と言う意味であり、その仕切られた(分割された)それぞれの空間に機能を持たせることだと言われています。

例えば、江戸時代の一般的な武家屋敷などを例にあげますと、奥座敷(来客専用の一番家の中で格のある部屋)、次の間(妻・家臣などが控える部屋)、茶の間(家族が食事をする部屋)など、それぞれの空間に用途を持たせており、奥座敷などは家の中で一番居心地の良い場所が設けられることから機能性にも配慮されています。

また、現代における私たちにおいても、ライフステージによって「間取り」の性格は大きく変わってきます。例えば、一人暮らしでしたら「ワンルーム」、夫婦共働き(DINKS)でしたら各々の個室と寝室を持った「3LDK」、大きな子供がいる4人家族でしたら子供部屋が必要なため「4LDK」、子供が独立し老後の夫婦二人暮らしでしたら掃除の手間や移動の負担を考え少し部屋が少なめの「2DK」など、色々と住まいに求める用途や機能も変化していきます。

ちなみに、よく間取り図や不動産広告などにみられる間取り表示の「DK・LDK」は、Kは「台所(Kitchen)」、Dは「食堂(Dining room)」、Lは「居間(Living room)」を指し、DKは和製英語の「ダイニングキッチン」の略、LDKは同じく和製英語の「リビングダイニングキッチン」の略になります。

ただし、公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会の「不動産の表示に関する公正競争規約」によると、ダイニングキッチン(DK)は「台所と食堂の機能が1室に併存している部屋」、リビングダイニングキッチン(LDK) は「居間と台所と食堂の機能が1室に併存する部屋」とそれぞれ規定しており、例えキッチンと食堂がある間取りの家であっても機能が1室に併存していない場合は、「●DK」とは表示できないことになります

なお、「DK・LDKの広さ(畳数)の目安となる指導基準 」においては、DK・LDKの居室(寝室)数に応じて最低必要な広さ(畳数)の目安 (下限)も規定されており、居室(寝室)数が1部屋の場合は、DKが4.5畳・LDKが8畳居室(寝室)数が2部屋以上の場合は、DKが6畳以上・LDKが10畳以上、の表示が不動産広告等において求められております。

※一畳当たりの広さは、1.62平方メートル(各室の壁心面積を畳数で除した数値)以上

参照元:不動産公正取引協議会連合会(公社首都圏不動産公正取引協議会)「DK・LDKの広さ(畳数)の目安となる指導基準」15ページhttp://www.rftc.jp/webkanri/kanri/wp-content/uploads/2019/02/h_sekoukisoku.pdf

2.間取り図の略語について

日頃、間取り図を見ていて「S」や「DEN」など数文字の英字で表示されたものが、何を表しているのか疑問に持たれたことはないでしょうか。これは略語であり、意味を知ることで物件の間取りを正しく理解することができます。

ここでは、代表的な間取り図の略語を解説させていただきます。

S サービスルームの略で、採光や通風・換気の面などから、建築基準法上の居室の基準を満たしていない部屋を指します。また「S=納戸」として扱われることもあります。
N 納戸の略で使われることが多いですが、サービスルームやストレージと混同して使用されることもあります。一般的には収納部屋(スペース)のようなイメージです。
DEN 英語で「巣穴・ねぐら・ほら穴」を意味する言葉で、日本ではちょっとした書斎や趣味の部屋、仕事スペースといった意味合いで使われます。
CL クローゼット(Closet)の略で、主に衣類などを収納するスペースを指します。
WTC ウォークスルークローゼット(Walk-through closet)の略で、部屋と部屋の間にあり、出入り口も二つあることで通り抜けが可能な大型クローゼット(収納スペース)を指します。
SIC シューズインクローゼット(Shoes-in closet)、またはシューズインクローク(Shoes-in cloak)の略で、多くは玄関に隣接した靴専用の大型収納スペースです。
SB シューズボックス(Shoes box)の略で、一般的に下駄箱を指します。
UB ユニットバス(Unit bus)の略で、一般的にワンルームなどに設置されている、お風呂場や洗面所・トイレが一体となった空間を指すことが多いです。
W 洗濯機置き場(Washing machine place)の略で使われることが多いです。
R 冷蔵庫置場(Refrigerator:冷蔵庫)の略で使われることが多いです。
RF 本来RFの頭文字は「Roof floor(屋上)」を指しますが、ロフト(屋根裏部屋)や小屋裏収納の略で使われることが多いです。
SK スロップシンクの略で、マンションなどバルコニーに設置されることが多い底の深い流しを指します。ガーデニングの水やり、モップや雑巾を洗うなどの用途に使われます。
CF クッションフロア(Cushion floor)の略で、ビニール製のクッション性のある床材が敷いてある部分を指し、主に脱衣所や洗面所などの水回りに利用されることが多いです。
PS パイプスペース(Pipe space)の略で、水道管など配管を通す空間です。
MB メーターボックス(Meter box)の略で、電気・ガス・水道などのメーターを設置しているスペースです。

以上になりますが、このような略語の他に、間取り図にはバスルームを「1416」「1418」「1620」と表示することがあります。これはバスルームの寸法を表しており、例えば「1418」ですと「140cm×180cm」の広さのバスルームになります。

基本的な略語を理解していると、間取り図を見たときに、より部屋のイメージがしやすくなると思います。

住み替えやリフォームにも役立つ! マイホーム「間取り」の雑学②~マイホームに最適な間取り~

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