1. 不動産の購入
  2. J-REITと不動産投資型クラウドファンディングは、どこが違うの?
上下にスワイプでメニューを閉じる
不動産投資オンラインセミナー 33年間不動産を扱ってきた私のノウハウを全て伝えたい。ランドネット代表取締役 榮 章博
不動産の購入

J-REITと不動産投資型クラウドファンディングは、どこが違うの?

執筆者:Redia編集部 Redia編集部
はてなブックマークでシェアするボタン
lineでシェアするボタン

不動産への投資は、以前から資産形成のための有効な手段として認識されていました。

しかし、直接不動産を所有して賃貸経営などを行う不動産投資には、初期費用として多額のお金が必要となる場合があります。

そのため、実物資産を所有する不動産投資は、多くの人にとってハードルが高いものでした。

しかし、近年では、少額から始めることのできる不動産投資として、「J-REIT」や「不動産投資型クラウドファンディング」等が登場し、以前に比べて手軽に不動産投資を始めることができるようになりました。

今回は、似ているようで違う、J-REITと不動産投資型クラウドファンディングのそれぞれの仕組みやメリット、相違点についてご紹介します。

1.J-REITの概要とそのメリットとは

1)J-REITとは

まずJ-REITは、ジェイリートと読みます。

REITは、「Real Estate Investment Trust」の略で、不動産投資信託のことを指す言葉です。

REITはアメリカで誕生した制度で、日本ではJapanのJを頭につけてJ-REITと呼ばれるようになりました。

J-REITは、投資法人という組織を作り、投資証券を発行して投資家から資金を集めます。

そこで集めた資金をもとに複数の不動産を購入して運用し、賃貸収入や売買で得た収益を投資家に分配する金融商品です

2)J-REITのメリット

個人の不動産投資ではできない少額投資・分散投資によるリスクの軽減

不動産投資を行う場合は、多額の費用が必要となる場合がありますが、J-REITの場合は多数の投資家から資金を集めて投資を行うため、一人一人の投資家は、少ない金額から投資を始めることができます

また、J-REITは複数の不動産に分散して運用するため、収益を見込めない物件があった場合でも他の物件でカバーすることができ、リスクを軽減することができます

高い収益分配に加えて、売却益が期待できる

J-REITは、不動産投資の専門家によって運用され、収益が出た場合には、収益の90%超が分配金として投資家に分配される仕組みとなっています

また、有望なJ-REITを購入した後にその価格が上昇すれば、その証券を売却して売却益を得ることも可能です。

換金性が高く、現金化しやすい

J-REITは、証券市場で自由に売買することができるため、変動する価格を見ながら購入や売却をすることができます。

また、急に現金が必要になった場合であっても、J-REITの証券を売却して現金化することが可能です。

2.不動産投資型クラウドファンディングの概要とそのメリット

1)不動産投資型クラウドファンディングとは

不動産投資型クラウドファンディングは、2017年からスタートした新しい不動産投資の手法です。

クラウドファンディングは、インターネットを使って、特定の目的のための資金を支援者から徴収する仕組みで、不動産投資型クラウドファンディングはこの仕組みを不動産投資に利用したものです。

不動産投資の運用会社がインターネット上で複数の投資家から資金を集め、その資金である不動産に投資、運用をし、その運用収益を投資家に配当する仕組みです

2)不動産投資型クラウドファンディングのメリット

少額から自分が選んだ不動産に投資ができる

不動産投資型クラウドファンディングでは、インターネット上に不動産の細かな情報が開示されています。

そのため、投資家は収益性などを鑑み、自分が気に入った物件を選んで投資することができます

また、J-REITと同様、少額の資金から投資を始めることができます。

投資家のリスクが少ない優先劣後方式を採用している会社が多い

不動産投資型クラウドファンディングでは、投資家に損失が発生しにくいように投資家の出資金の返済が優先される、優先劣後方式という仕組みをとっている運用会社がほとんどです。

そのため、万一投資をしている不動産の運用損が発生した場合であっても、投資家の損失は最低限に抑えられるようになっています

優先劣後方式

出資総額を優先出資劣後出資に分け、運用期間終了時に物件価格が下落していた場合、下落部分を劣後出資から負担する仕組み。

投資後の運用は、運用会社に一任できるため、手間をかけずに不動産投資ができる

不動産投資型クラウドファンディングでは、価格の変動が少ないため日々の値動きに一喜一憂する必要もなく、投資後は運用会社に運用を一任することとなります。

したがって、ほとんど手間をかけることなく不動産投資をすることができます。

3.J-REITと不動産投資型クラウドファンディングの違い

J-REITと不動産投資型クラウドファンディングは、どちらも少額から投資できる不動産投資であるものの、以下のような違いがあります。

1)投資する不動産が選べるか選べないか

J-REITは、複数の不動産が運用対象となるため、投資家が投資したい不動産を選ぶことはできません

一方、不動産投資型クラウドファンディングでは、公開されている情報を判断し、不動産を自分で選んで投資することができます

2)換金性の高さと運用の手間の違い

J-REITは、市場で売買することができるため、現金化したいタイミングで現金化することができる一方で、売買益を得るためには自分で価格の変動を注視しておかなければなりません。

不動産投資型クラウドファンディングでは、運用はすべて運用会社が行うため手間がかかりませんが、投資期間の途中で現金化することは難しくなります

3)どちらがどのような志向の人に向いているのか

配当金以上の利益を目指したい人や自分で市場の動向をチェックしながら運用したいという方には、J-REITが向いていると言えます

価格が上がったタイミングで売却することで、大きな利益を得られる可能性もあります。

運用に手間をかけたくない人、価格動向をチェックする時間が取れないといった人には、不動産投資型クラウドファンディングが向いています

ただし、投資型クラウドファンディングはすぐに現金化することは難しいため、投資後に投資資金を使用する可能性がある場合には注意が必要です。

4.まとめ

少額から投資できる2つの不動産投資、J-REITと不動産投資型クラウドファンディングについてご紹介しました。

両者とも、直接不動産を取得して行う不動産投資に比べるとリスクの少ない投資です。

それぞれに特徴やメリットがあるので、どちらの不動産投資が向いているかどうかは、投資に対する考え方や生活スタイルによっても変わってきます。

判断が難しい場合には、どちらも少額からスタートをすることができるため、実際に投資をしてみてから、自分に合うスタイルを選択してもよいかもしれません。

榮 章博 ランドネット代表取締役 【会議参加形式(限定10名)のオンラインセミナー】 33年間不動産を扱ってきた私のノウハウを全て伝えます!