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コラム

失敗から学ぶ老後資産の心得とは?

執筆者:棚田 健大郎 棚田 健大郎

年金に対する漠然とした不安は、誰もが抱えていることと思います。

「定年退職後はゆとりある老後生活を送りたい」おそらく誰もが同じ考えのはずなのに、昨今では下流老人という言葉があることからもわかる通り、老後生活がひっ迫している人が少なくありません。

今回は、老後の資産運用に失敗した方の事例を分析しながら、不動産投資で安定した老後生活を送るためのポイントについて解説したいと思います。

1.一流企業で退職金もあったのに

Xさんは誰もが憧れる一流企業で30年以上勤めあげ、約5,000万円の退職金をもらって定年退職しました。普通に考えれば、悠々自適の生活が送れそうな気がしますが、結論から言うとXさんはこの後自己破産すれすれまでいってしまいます。

せっかく資産がある状態で定年退職しても、その後の運用を間違えると下流老人になってしまうという典型的な事例です。では、Xさんの判断の何が間違っていたのか検証していきましょう。

判断ミス:新居をキャッシュで購入

Xさんは老後の住処として以前から希望していたタワーマンションを購入することにしました。そこでXさんは、ローンを組んで金利を取られるのはもったいないとのことで、退職金5,000万円全額を使ってキャッシュで購入したのです

これがXさんの犯した最大の判断ミスです。

老後の医療費リスクを考慮していなかった

老後は本人が思っている以上に、日々の生活にキャッシュが必要になります。特に老後生活で注意しなければならないのが医療費です。

それまで健康だった方は、医療費についてリスク管理しない傾向がありますが、そういう人こそ予想外の医療費の増加によって生活が圧迫される傾向があります。

実際、Xさんは新居に引っ越しした直後から妻に認知症の症状が出始め、1年もたたないうちに自宅での介護が難しい状況にまで進行してしまったのです。困ったXさんは悩んだ末、妻を介護施設に入所させることを決断します。

無事入居して介護の負担はなくなったものの、毎月約15万円程度の施設利用料がかかるという予想外の出費が発生しました。そのほかXさん自身の病気も発覚して、毎月の医療費だけで年金を超えるようになってしまったのです。

タワーマンションが売るに売れない

お金に困ったXさんは仕方なくタワーマンションを売りに出すことにしました。

ところが、市場価格は下落しており最終的な売却価格は3,000万円台だったそうです。Xさんはその後、売却で得たキャッシュで借金を全額返済し、家賃10万円程度のアパートを借りて、細々とした生活を始めたそうです。

2.Xさんから学ぶ

Xさんは十分な退職金をもらって退職したはずなのに、下流老人になってしまいました。

実は、下流老人になる人は現役時代に年収が高かった人が多いそうです。なぜなら、仕事を引退して収入が減っても生活レベルが落とせないからです

ですから、十分な収入を得ていた人こそ、老後の資産運用を真剣に考えないと下流老人のリスクがあるということなのです

3.退職金や貯金は資産運用に回す

Xさんの最大の判断ミスは、退職後新居購入のためにキャッシュのほとんどを使い果たしてしまったことです。このように利益を生み出さないものに退職金や貯金をつぎ込むことは、医療費の増加が予想される老後生活ではかなりのリスクになります。

Xさんがとるべきベストな選択だったのは、退職金の一部を頭金にして投資用の不動産を購入することだったと考えられます。そうすれば、家賃でローンを返済しながら浮いた金額を生活資金に回すことができるので、日々のキャッシュフローが楽になるはずです。

また、都心部の単身者用のマンションに投資すれば値崩れしにくいため、万が一キャッシュが必要になった際には売却しても投資資金は回収できる可能性が高いです。

不動産は株式やFXと比較しても、価格が安定していて乱高下することがほぼないので初心者でも安心して運用することができます。

4.まとめ:できれば退職する前にスタートを

不動産投資による資産運用は退職を待ってからではなく、できるだけ早くからスタートさせた方が圧倒的に有利です。自分自身に収入があるときの方がローンを組みやすいですし、返済の負担もありません。

また、早くから不動産投資を始めることで老後を迎えるまでにローンが完済できれば、家賃収入を年金代わりに使うこともできます。

老後生活を豊かで安定したものにするためには、年金以外の「継続的な収入源の確保」がとても大切です。不動産投資による家賃収入こそが、安心の老後生活につながるでしょう。

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