
【歴史授業の開催・運営を支援】
ランドネットは、齋藤武夫先生が主催する「日本が好きになる!歴史授業」の活動を2022年より支援しております。
池袋本社内のセミナールームを授業会場として提供するほか、オンライン配信用の機材設置や運営サポートなど、円滑な開催に向けた環境づくりを行っております。
講師および受講者の方々にとって、快適で集中できる学びの場となるよう、今後も支援を継続してまいります。
【講座内容】
2026年5月16日の授業テーマは「古代日本の国づくり(2) 聖徳太子ほか」でした 。
授業では、 仏教伝来による国内の激しい対立を、聖徳太子が「和の精神」で国をまとめ上げたこと、そしてその精神を受け継いだ中大兄皇子たちが、隋という当時の超大国を前に、対等で自立した国家を宣言した歩みを紹介。
外来の文化を貪欲に吸収しながらも、決して自国の誇りを失わない「日本」という国の設計図が描かれた時代の物語を紐解きました。
【ランドネット社員の感想】
(授業を受けて)入社2年目 白波瀬
聖徳太子が示した「日本の神々を幹とし、仏教を枝とする」という解決策に、組織としての真の強さを感じました。
当時の日本にとって仏教は単なる信仰の対象にとどまらず、国を豊かにするための最先端の技術や知識を伴うものであり、その受容を巡って国を二分する論争が起きていました。
しかし太子は、どちらか一方を排除するのではなく、伝統を軸(幹)に新しい教え(枝)を繁らせる道を選びました。
これは、対立を避ける「守り」ではなく、国をより豊かにするための「攻めの調和」だと感じました。
この視点は、現代社会に生きる私たちにとっても極めて重要な指針ではないでしょうか。
日本は今、急激なグローバル化の進行、歴史的な円安に伴う外資の流入、生成AIの普及といった外来の波が押し寄せるなか、経済や社会が大きく変化し新たな社会課題に直面しています。
しかし、これらを単なる脅威として恐れるのではなく、太子が示したように日本社会をアップデートする絶好の機会として捉える柔軟さが必要です。
また授業では、隋の皇帝に対抗し、対等で自立した国家であることを宣言した先人の歩みも紹介されました。
大国と渡り合うその姿勢は、覇権国家がひしめく厳しい国際情勢において、現代の国政に求められる毅然とした外交姿勢とも深く重なる部分があります。
さらに、1300年以上の時を経てもなお「天皇」という称号が受け継がれ、大きな内乱を経験することなく、独自の安定を保ち続けてきた国は世界に類を見ず、私たちの誇るべき根幹です。
時代が変わっても、相互尊重を重んじる「和の精神」を貫くことで、多様な文化がもたらす変化に柔軟に対応していく。
この確固たる軸と調和の姿勢は、聖徳太子から後継者の中大兄皇子らに受け継がれたように、きっと現代を生き抜く私たちの精神にも宿り続けていると思います。

歴史講座の運営をサポートするランドネット社員
(運営を通じて)
運営を通じて、終始明るい雰囲気ながらも先生の情熱が詰まった授業に引き込まれる参加者の皆様の姿を拝見しました。
とくに、聖徳太子の解決策がいかに世界的に見て稀有であったかという解説では、私自身も運営スタッフながらワクワクして聞き入ってしまいました。
授業には学校の先生方も参加されており、熱心に学ばれる先生方のさらにその先で、生徒たちが目を輝かせて日本の歴史に聞き入る姿が目に浮かび、未来へ受け継がれる「学びの繋がり」に深く感動してしまいました。
本講座が、このような未来に向けた希望のバトンを受け取る貴重な場となるよう、今後も運営に尽力してまいります。
私自身もこの場所での学びを糧に、さらに成長していきたいです!