◆8割が将来のお金に不安
くしくも当日は、トランプ関税の影響で株式市場に警戒感が強まり、日経平均株価が歴史的な下落幅を記録。
今後の国内経済に不透明感が漂うなか、新入社員たちにとって、将来に備える“お金の知識”の重要性を実感する一日となりました。
実際、将来のお金に対して不安を感じている新入社員は少なくありません。
当社新入社員を対象に行ったアンケートによれば、83.6%が「将来のお金に不安を感じている」と回答しています。
そのため、研修ではNISAなどの投資を通じた「お金を増やす仕組み」を真剣な眼差しで聴く新入社員の姿が印象的でした。
◆毎月いくら投資資金を捻出できる?
少額から始められるNISAは、新入社員がもっとも関心を示す投資です。
そこで研修では、NISAでつみたて投資を行った場合の資産運用をスマホでシミュレーション。
給与が20万円だとしたら、家賃や生活費を差し引いて、「毎月いくらNISAでつみたてられるのか」「将来的に運用収益はいくらになるのか」をグループワークで話し合いました。
◆熱心に参加していた新入社員2人の感想は・・?
「社会人になったので資産運用を始めたいと考えています。初任給が入ったら、実際に毎月いくら投資に回せるのかシミュレーションしたいです。営業としても、お客様に資産運用の話ができるよう、研修で学んだ知識を活かしていきます」(大津さん)
「インフレで現金が目減りするほか、老後資金も必要だと知り、若いうちから投資を始める必要性を実感しました。シミュレーションでは毎月5万円をNISAで運用し、30年間で1800万円の収益が見込めました。仕事では研修で学んだ金融知識を営業のサポートに役立てたいです」(羽賀さん)
◆研修後、金融リテラシー向上が9割
金融機関の現役社員を外部講師として迎え、実践的な金融知識を学んだ本研修。
参加した新入社員の90%が「金融リテラシーが向上した」と回答するほか、95.7%が「資産運用に関する疑問・懸念点が解消された」と答えるなど、満足度の高い内容になりました。
ランドネットでは、今回のような金融研修に加え、宅建講義やビジネスマナー研修など、多角的に社員の成長をサポートする研修プログラムを実施。
会社と社員がともに成長できるよう、これからも教育制度の充実に力を入れてまいります。