「挑戦し続けることで道が開ける」-営業賞4位
まずは、営業賞4位に輝いた中尾英峻さんです。
成功体験を積み重ねる中で大切にしてきた3つの考え方を表彰台で語りました。
1.第一印象を大切に-「見せ方」を意識する
私は21歳で入社し、右も左も分からない状態からのスタートでした。
マンションなどの不動産は高額で、お客様にとっても大きな決断です。
だからこそ、「この人に任せても大丈夫か?」と最初の印象で不安にさせないことが重要だと考えています。
そこで、まず徹底したのは「身だしなみ」です。
シャツにシワや汚れがないか、靴がきちんと磨かれているか、細かい点まで気を配りました。
見た目は仕事への姿勢を映し出すもの。
清潔感があると、それだけで熱意とか信頼感が増します。
また、お客様の属性に合わせた商談の工夫も意識しています。
例えば、大きな取引の際には高級ホテルのラウンジを商談場所に選ぶ。
ちょっとした手土産を用意する。
こうした工夫が、お客様との関係を築く上でプラスに働いていると感じています。
2.挑戦し続ける-「やる気と結果は直結しない」
私は、やる気だけでは結果は出ないと考えています。
むしろ、「まず行動し、その結果がモチベーションにつながる」というサイクルが大切です。
例えば、新しい営業手法を試す、新たな市場にアプローチするなど、小さなことでも挑戦し続けることが重要です。
最初から完璧を求めず、まず動く。
すると、成功も失敗も含めて学びが生まれ、それが次の成果へとつながっていきます。
3.仕事を「趣味」に-楽しむことが成長につながる
私自身、最初は「とにかく稼ぎたい」という思いで入社しました。
しかし、経験を積むうちに不動産の面白さにどんどん惹かれ、気づけば「仕事が趣味」になっていました。
もちろん、全員が同じように感じるわけではないと思います。
ただ、仕事に没頭することで、多くの気づきやチャンスに出会えたのは確かです。
「どうすればもっと成果を出せるか?」を楽しみながら考えることで、自然と成長できる環境が整っていきました。
今回のスピーチでは、数字の上げ方というよりも、「どんな考え方で仕事に向き合うか」についてお話ししました。
これからも楽しい時もあれば、苦しい時もあると思います。
しかし、コツコツと挑戦し続けることで、必ず道は開けると信じています。
今期も全力で頑張ります!
「挑戦を続け、事務部門のトップを目指す」-最優秀事務部門賞
坂入宣孝さんは、最優秀事務部門賞に輝きました。
ジョブローテーションで営業と事務を経験し、25年2月からは経営企画室に配属。
表彰スピーチでは、仕事で大切にしている3つの考え方を語りました。
1.誰よりも案件をこなす-「キャパシティを広げる」
営業部時代に「キャパシティを広げろ」という言葉を部長からいただきました。
この教えを徹底的に実践し、契約審査部に移ってからも、常に作成件数・完成件数ともにトップを維持することを意識してきました。
案件数をこなすことは、自分自身の成長につながるだけでなく、部門全体の生産性向上にも直結すると考えています。
2.正々堂々とした成果を残す-「日頃の姿勢も大切に」
仕事の成果を出すことはもちろんですが、それ以上に、どこを切り取られても恥ずかしくない仕事をすることを意識してきました。
これは単に数字を追うだけでなく、日々の行動や姿勢、チームへの貢献など、道徳的な部分にも関わると考えています。
「誠実な仕事を積み重ねることが、結果として正当な評価につながる」と信じ、日々取り組んできました。
3.創造的な仕事を-「常に改善を意識する」
案件の量をこなすだけでなく、「質」を高めることも重要です。
従来のやり方を続けているだけでは、新たな成果を生み出すことはできません。
そこで、私は業務改善チームを立ち上げ、契約審査部の業務フローを見直し、より効率的に業務を進められるような仕組みを考えてきました。
この姿勢が評価され、今回の受賞につながったのではないかと思っています。
4.経営企画課への異動と今後の目標
25年2月の異動により、私は契約審査部から経営企画課へと配属されました。
これまで契約審査部で取り組んできた「案件をこなす力」「正々堂々と成果を残す姿勢」「業務改善の視点」を今後は会社全体に広げ、さらなる貢献をしていきたいと考えています。
そして、私は「事務部門のトップ」を目指します。
今はまだ道半ばですが、これを「伸びしろ」と捉え、これからも挑戦を続けていきます。
営業職からスタートし、事務職へと転身し、叩き上げでここまで来ました。
これからも貪欲に成長し、さらなる高みを目指して努力を重ねていきたいと思います。
「ほんの少し上のサービスで、次の仕事につなげる」-賃貸事業部 顧客評価トップ賞
細貝千夏さんは、賃貸事業部 顧客評価トップ賞を受賞。
「お客様の期待を少しだけ超えることの大切さ」を語りました。
1.お客様の期待を超えるサービスを提供する
私が仕事で大切にしているのは、「お客様の期待をほんの少し超えるサービスを提供する」ことです。
この考え方に影響を受けたのは、数年前に参加した元リクルートのトップ営業マン・伊庭正康さんのセミナーでした。
伊庭さんは、「営業にとって本当に大切なのは、表面的なニーズではなく、お客様が心の中で本当に求めていることを理解すること」だとおっしゃっていました。
その言葉は、私にとって大きな衝撃でした。
営業という仕事では、ただ「商品を売る」「サービスを提供する」だけでなく、お客様が何を考え、どんなことを求めているのかを深く理解することが重要です。
そこで私は、「お客様の想像を少しだけ超えるサービスを提供する」ことを常に意識しています。
2.オーナー様とのエピソード-ほんの少しの工夫が信頼につながる
最近のエピソードを一つ紹介します。
あるオーナー様は、複数の賃貸物件を所有しており、細かい点にも気を配る性格の方でした。
打ち合わせの中で、ふと「各物件の保証会社や更新時期を一覧で管理できたら便利だな」というお話が出ました。
その後、少し時間があったので、オーナー様自身が今後も活用できるように、エクセルで一覧表を作成しました。
すると、オーナー様からは「なくても何とかなるけど、あったらすごく便利!ありがとう」と嬉しい言葉をいただきました。
ここで私が実感したのは、過剰なサービスではなく、「あったら嬉しい」と思えるサービスこそが、次の仕事につながるということです。
お客様の期待通りの対応をするだけでは、継続的な関係は築けません。
しかし、ほんの少しの工夫を加えるだけで、お客様に喜んでいただき、結果的にリピートにつながるのです。
このオーナー様とは今も良好な関係が続いており、他の物件についてもご相談をいただいています。
3.小さな感動が、大きな信頼を生む
過剰なサービスは時に引かれてしまうこともありますが、ほんの少しの工夫や気配りが、次の仕事につながる大きな要素になるのです。
これからも、お客様が本当に求めているものを理解し、「あったら嬉しい」と思っていただけるサービスを提供し続けたいと思います。
「信頼を築く建築士へ-挑戦と成長の先に」-建築事業部 設計ベストプレーヤー賞
最後は、建築事業部 設計ベストプレーヤー賞に輝いた笠江真雪さんです。
「改善」を意識しながら働く中で、設計士として感じた苦悩とやりがいを語りました。
1.職人さんとの連携-現場のリアルを大切に
建築の仕事は、職人さんの存在なしでは成り立ちません。
そのため、私は定期的に現場へ足を運び、職人さんとのコミュニケーションを大切にしています。
また、現場ごとにLINEグループを作成し、質問には迅速に対応できるような体制を整えています。
こうした細やかなやり取りが、円滑な現場進行につながっていると感じています。
2.学ぶ楽しさと成長の実感
24年4月に新卒で入社し、日々新しいことを学びながら成長を実感しています。
中でも、「建築士の資格取得」は大きな成長の一歩でした。
知識が増えたことで、お客様からの信頼度も上がったと感じています。
次の目標は1級建築士の取得です。
そして、社内の営業社員と深い話ができるよう、宅建の取得にも挑戦していきたいと考えています。
3.この悔しさをバネに、より価値のある設計を
正直なところ、今回の受賞は嬉しさよりも「まだまだ自分の設計力が足りない」という悔しさの方が大きかったです。
しかし、この悔しさをバネに、より売れる間取り、価格を抑えたリフォームの提案ができるよう努力を続けていきます。
今後もさらなるスキルアップを目指し、お客様にとって最適な設計を提供できるよう精進してまいります。
以上、4人のスピーチをご紹介しました。
ランドネット社員の仕事に対する考え方や姿勢が伝わったのではないでしょうか。
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関心を持った方は、ぜひ採用情報もご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました!