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アパートの外観が古いと客付けは難しい?外観をおしゃれに見せる3つのポイント

執筆者:Redia編集部 Redia編集部

きれいなマンションが増える中、古さを感じさせるアパートは、客付けが難しい場合もあるかもしれません。
しかし、中古アパートでも家賃を下げずに、効果的に客付けを行う方法があります。
それは中古アパートの外観をおしゃれに生まれ変わらせ、ネットの反響を増やすという手段です。
今回は、中古アパートの賃貸経営に苦戦している方にぜひ参考にしていただきたい、アパートの外観をおしゃれに見せる3つのポイントについてご紹介します。

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1.アパートの外観が古いと客付けは難しい

外観が古いアパートは、なかなか客付けするのが難しいのが現状です。

古いアパートが客付けできない理由としては、主に以下のような原因が考えられます。

1)ネットで反響が取れない

今や賃貸住宅への転居を考えている人のほとんどが、インターネットの情報サイトを利用しているといえるでしょう。

賃貸情報サイトでは、最寄り駅からの距離や家賃、専有面積などの基本的な情報と並んで、建物の外観と室内の写真が掲載されます。

言葉や数字の印象よりも、視覚的なインパクトは人に与える影響が大きく、写真の良し悪しは物件の良し悪しの判断に多大な影響を与えるのです。そのため、外観の写真が古めかしいとネットから反響を得られないケースが多くあります。

2)共用部等が汚く見える

アパートの外観が古いと、清掃が行き届いた状態でもエントランス部分や廊下などの共用部分が汚く見えてしまう可能性があります。

入居希望者が内見に来ても、共用部分に清潔さを感じないと、アパートの部屋自体にも衛生面の不安を感じてしまい入居までつながりません。

3)外観が古くても客付けできるが家賃を下げる必要がある

外観が古くても客付けするための一番簡単な方法は、家賃を下げることです。

しかし家賃を下げれば、それだけ家賃収入が減ってしまいます。

アパートの取得価格や維持費用を考えると、値下げして客付けできたとしても収支は悪化する可能性が高く、家賃を下げるのは最終手段として考えたいものです。

2.アパートの外観をおしゃれに見せる3つのポイント

人の第一印象が見た目で大きく変わるように、物件の第一印象も外見の見た目で大きく変わります。

外観の古いアパートが客付けできないときには、外観をおしゃれに変えてみると問い合わせ数をアップできる可能性を高められるでしょう。

では、アパートの外観をおしゃれに見せるためには、どのような点に気を付ければよいのでしょうか。

1)ターゲットを決める

物件の間取りや立地などから、入居者のターゲット層を決定します。

モダンでスタイリッシュな雰囲気の外観は、おしゃれで現代的な雰囲気に変わり、若い単身者層にアピールできるでしょう。

ファミリー層を対象としたアパートの場合は、スタイリッシュな雰囲気よりも明るく、清潔感あふれる雰囲気の方が向いていると考えられます。

ターゲットとする層によって好まれる外観の傾向は変わるため、外観を変える場合にはしっかりとターゲティングを行うようにしましょう。

2)色を意識する(ライトなどを使いネットに乗せる画像も意識)

ターゲットによって好まれる外観の色合いにも変化があることをご存じですか。

男性をターゲットとする場合は、濃い目のグレーや青など、クールなイメージの寒色系が好まれますが、女性やファミリー層をターゲットとする場合は明るいベージュやクリーム色など明るい雰囲気が好まれます。

外観の塗装を行う際には、ターゲット層に合わせた色合いを選ぶようにしましょう。

また、情報サイトに掲載する写真は、自然光の当たる時間帯を選んだり、ライトなどを上手に活用したり、明るくきれいに映るように工夫して撮影することも大切です。

3)1階の入り口・共用部を重点的に工事する

外壁全体の塗装が予算的に難しい場合などは、1階部分の入り口や共用部分を変えるだけでもアパート全体の印象を変えることができます。

具体的には、入り口部分の色を変えて色調のアクセントを付けたり、共有部分を塗装して照明を変えたり、アパート名のプレートをおしゃれなものに変更したりといった工事があるでしょう。

インパクトの大きいこれらの部分を一部変更するだけで、アパート全体の外観を見違えるようにおしゃれに変えられます。

3.お金のかかるフルリノベーションよりも、まずはアパート外観をおしゃれに!第一印象を良くしてみては?

古いアパートの客付けが難しい場合、空室対策として部屋全体を新しくするフルリノベーションを行う方法もあります。

しかし、複数ある部屋をフルリノベーションするとなると、そのコストは決して安価で済むわけではなく、コストに見合った収益を確保できるという保証があるわけではありません。

そんなときには、まずアパートの外観を変え、アパートをおしゃれに見せる工事をしてみてはいかがでしょうか。

フルリノベーションよりも費用を抑え、効率的に入居者を獲得できる可能性があります。

まとめ

賃貸物件を探す人の多くは、ネット上に掲載された外観写真もアパート選びの判断基準の1つとしています。

外観の良し悪しは築年数以上に重視される傾向にあり、外観をおしゃれに変えることは有効な空室対策となるでしょう。

外観を変える際には、1階部分や共用部分の工事を重点的に行い、ターゲットに合わせた色合いやデザインを採用することが大切です。