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賃貸管理

賃貸マンション 1 階のメリット・デメリットは?客付け方法も解説

執筆者:棚田 健大郎 棚田 健大郎

賃貸マンションの1階の部屋を購入したものの、入居者がなかなか決まらなくて困っているオーナーや、一棟マンション投資を始めたものの、1階だけ入居率が悪くて苦労しているオーナーの話を耳にすることが多いです。

そこで、今回はマンション・アパートにおける1階のメリット・デメリットや、1階でも客付けしやすくなる方法について詳しくみていきたいと思います。

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1.1階物件のデメリット

マンションやアパートの1階に住むのはやめた方がいい、とよく聞きますがなぜなのでしょうか。

まずは、1階のデメリットを入居者目線で説明します。

1)防犯面で不安がある

2階以上の部屋に比べると、1階は窓やベランダなどから簡単に侵入されやすいといえるでしょう。

また、外から部屋の中が覗かれやすく、人目が気になってしまうかもしれません。

 

女性の場合は、ベランダに洗濯物を干すと、女性の一人暮らしだと通行人が分かってしまったり、洗濯物を盗まれてしまったりなどの心配もあります。

2)湿気が多くカビが発生することもある

1階は地面に近く、雨が降ればその湿気が地面から部屋に伝わりやすいです。

窓を開けてこまめな換気を行えば湿気対策になりますが、防犯面を考えると、窓を開けておくというのも難しいでしょう。

そのため、湿気がたまり、床や壁にカビが発生してしまうケースもあります

3)外の騒音が気になる

道路に面している1階は、道行く人々の話し声や、咳やくしゃみ、車の走行音などが想像以上に響いてくることがあります。

人通り、車通りが多い立地の場合、うるさくてストレスに感じる方も多いようです。

特に、飲食店などの店舗が近くにある場合は、外の騒音がより顕著でしょう。

 

以上のようなデメリットが、1階の物件が敬遠される理由となっています。

2.1階物件のメリット

1階の物件はデメリットだけでなく、入居者にとってメリットもあります。

1)家賃が安めである

前述したようなデメリットがあるため、2階以上の部屋に比べて家賃が安くなっていることがほとんどです。

家賃の安さを重視する入居者にとって、年間で換算した場合、かなりの節約になるでしょう。

 

また、2階以上の物件に比べて売買価格が安いので、投資家の方も手を出しやすいという特徴があります。

2)下の階への物音を気にせず過ごせる

足音や椅子の音などは下の階に響きやすく、自分は静かに生活しているつもりでも、下の部屋の住人から苦情がくるというケースは数多くあります。

1階の物件は下に誰も住んでいないので、足音などを気にする必要はありません。

そのため、わんぱくな子供がいる世帯からの需要は少なからずあるといえるでしょう。

 

ただし、あまりに大きい足音だと、下はなくとも左右の部屋や上階に響いてしまうことがありますので注意してください。

3)引っ越しや部屋への出入りが楽である

階段の上り下りが無いだけで、引っ越しは楽にすみますし、日々の買い物やゴミ出しや出勤なども面倒に思うことは少なくなるでしょう。

また、災害の時はすぐに外へ避難しやすいという利点もあります。

日本は地震などの災害が多いため、いざという時にすぐに逃げられる安心感は大きいでしょう。

3.1階のデメリットへの対策方法

1階物件のデメリット対策には、以下のようなものがあります。

1)防犯面での対策

入居者の安全を守るため、カメラ付きのインターホンは必ず設置しておきましょう。

ドアや窓のカギは、二重ロックにするのもよいかもしれません。

また、出来れば本物がよいですが、偽物の防犯カメラであっても、ベランダに設置しておくと効果がありますし、人感センサーで点灯するライトの設置も有効です。

2)プライバシー対策

窓用の覗き見防止シートが市販されているので、予め購入して貼っておくか、業者に依頼して目隠し効果のあるガラスに交換する方法があるでしょう。

前者は、安価であり、自分でも取り付けることができますが耐用年数は長くありません。

業者に依頼して目隠し効果のあるガラスに交換すれば、費用こそかかってしまいますが、耐用年数も長く、入居者に与える安心感も抜群であり、リフォーム可能な環境にあるのならこちらの方をお勧めします。

洗濯物を外干ししにくい女性の方向けには、浴室乾燥機を設置しておくと入居率が高くなるでしょう。

3)湿気への対策

湿気に関しては、やはり換気が有効ですが、換気は入居者に行ってもらう対策です。

オーナーが取り得る対策としては、設備として、予め除湿乾燥機を設置しておくのがよいでしょう。

入居者の方に用意してもらうのではなく、オーナー負担で設置しておけば、湿気対策にもなるうえに良い印象も与えるはずです。

4)騒音への対策

外からの騒音を防ぐには、防音カーテンの設置が効果的です。

外からの騒音を遮る効果に加え、部屋の中からの音も漏れにくくなる効果もあります。

こちらも、除湿乾燥機と同様、予めオーナー側で設置しておくのがよいかと思います。

ただ、インテリアには拘りたい、カーテンの柄は自分で決めたい、という方も多いので難しいところかもしれません。

まとめ

1階の物件は、2階以上の物件に比べて敬遠されがちなのは事実です。

しかし、入居者にとっては、家賃が安いという大きなメリットがあるため、デメリット対策をしたうえで入居者を募集すれば、十分に需要があるでしょう。

1階でも安心して快適に暮らすにはどうしたらいいのか、入居者の目線に立って考えることが重要です。

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