大阪の不動産投資の今後から見ると今は安い?将来性が高いおすすめエリア7選
大阪は今、不動産投資の注目エリアとなっています。
今後、大阪の不動産は値上がりすると予想されており、大阪で不動産投資を始めるのであれば今が買い時だと言えます。
しかしながら、大阪府内であればどこのエリアに建つ物件でも将来性が高いというわけではありません。
大阪の不動産投資では、エリアの見極めが非常に重要になってきます。
そこで今回は、大阪の不動産投資は今が買い時である理由と、不動産投資の対象として見たときの大阪のおすすめエリアについてご説明します。
1.大阪の不動産(ワンルームマンション)はいくら?東京と比較
まずは、ワンルームマンションを例に大阪と東京の不動産価格を比較してみましょう。
ここ数年、マンション価格は上昇を続けており、東京においても大阪においてもその傾向は変わりません。
築浅ワンルームマンションの坪単価は東京23区の場合は360万円程度、大阪市内の場合は211万円程度だと言われており、その差は約150万円です。
この値をワンルームマンションの平均的な広さである25㎡(7.56坪)に換算すると、東京23区のマンション価格は約2,700万円、大阪市内のマンション価格は1,600万円となります。
大阪は日本第二の都市であるにもかかわらず、東京と比べて1,000万円も安く築浅ワンルームマンションを取得できるのです。
東京23区と大阪市を比較した上記グラフでは、平均坪単価は東京23区が332万円、大阪市が198万円となります。
坪単価の差額として、平均133万円の開きがあります。
2.大阪の不動産投資の今後から見ると今は安いと言われる4つの理由
今後の状況を考えると現在の大阪の不動産価格は安いと言われており、その背景には次の4つの理由があります。
1)大阪市は人口が増えている(転入超過全国1位)
大阪市は、市区町村別の転入超過数が2020年に全国1位となるなど、人口の増加傾向が続いています。
総務省が発表している「住民基本台帳人口移動報告」によると、2020年の大阪市の転入超過数は1万6,802人となり、市区町村別では東京23区を上回って全国1位の増加数となりました。
参考:産経新聞「【フォトギャラリー】転入超過、大阪市が全国最多 コロナ禍で東京集中に歯止め」
2)一部のエリアで賃料が上がっている
大阪市内の一部エリアでは、賃料も上がっています。
東京よりも大阪は物件価格が安いため、それだけでも東京より利回りが高くなる傾向にあります。
賃料が上昇傾向にあるエリアを狙えば、より大きな利回りを得られるようになるでしょう。
参謀くん(満室経営レポート:https://www.manshitsu-report.com/landnet)の調査を基に作成した下記グラフでは、大阪市の福島区、北区、西区の賃料が上昇していることがわかります。
※西区は賃貸住宅の月額平均賃料が2013年から2018年の5年間で6933円上昇
※北区は賃貸住宅の月額平均賃料が2013年から2018年の5年間で2518円上昇
※福島区は賃貸住宅の月額平均賃料が2013年から2018年の5年間で954円上昇
3)大阪7大再生プロジェクトによる開発ラッシュ
大阪7大再生プロジェクトは、大阪府と大阪市が一体となって取り組んでいる再開発プロジェクトです。
大阪駅、中之島、御堂筋、難波、大阪城公園・森之宮・京橋・大阪ビジネスパーク、天王寺・阿倍野、臨海部の7つのエリアにおいて大規模な再開発が行われています。
再開発により今以上に人が集まれば、賃貸の需要もより高まると考えられます。
4)リニア開通で、約300兆円市場の中心地になる
東京・名古屋・大阪間の3大都市圏を約1時間で結ぶリニア中央新幹線は、2027年に開業予定となっています。
リニアが開通すれば、大阪は約300兆円市場の中心地になると期待されており、市場の発展によるさらなる人口増が予測されています。
3.将来性が高い大阪のおすすめエリア7選
今後の発展を考えれば、大阪は不動産投資の対象エリアとして多くの魅力を持つ場所です。
しかし、大阪府内であっても投資するエリアによって人口の状況は異なります。
今後、人口増が予測され、安定した不動産経営が見込める大阪のエリアは次のとおりです。
1)北区
JR大阪駅や大阪梅田駅がある、大阪市北部の中心エリアです。
梅田周辺には多くの商業施設が集まり、御堂筋周辺は大阪最大のビジネス街として知られています。
大規模な再開発も次々と進められており、今後ますます発展するエリアとして期待される場所です。
2)浪速区
大阪の中心6区の中では比較的物件価格が安いエリアです。
加えてビジネス街へのアクセスが便利なことから単身世帯が多く住んでいるという特徴があり、不動産投資を始めるにあたって好条件が揃うエリアとなっています。
3)中央区
梅田と並ぶ繁華街である難波や、北区と並ぶビジネス街のある北浜を有するエリアです。
ビジネス街と繁華街の両方を備えた街であり、利便性の高いエリアであることから人気も高く、人口も増加しています。
4)福島区
梅田へは徒歩や自転車でもアクセスできる好立地であり、近年は再開発が進められているエリアです。
高層マンションなども多く、居住エリアとして高い人気を誇っています。
5)西区
北区・中央区・福島区に近いことから通勤や買い物にも便利なエリアとして人気の区です。
ファッションの街として知られる堀江がある場所であり、お洒落な雰囲気の街並みは若い世代に人気となっています。
6)天王寺区
天王寺駅は大阪市南部のターミナル駅として知られ、周辺には多くの商業施設が建ち並ぶエリアです。
日本一の高さを誇るビルであるあべのハルカスの最寄り駅でもあり、再開発によって新しく生まれ変わった街並みは若い世代からの支持を集めています。
7)淀川区(新大阪付近)
淀川区の中でも新大阪付近はワンルームマンションが多いエリアです。
東海道新幹線の停車駅でもある新大阪駅は、大阪駅・梅田駅方面へのアクセスの良さに加え、2019年におおさか東線も開通し、さらなる注目を集めています。
まとめ:大阪の不動産投資はエリア選定が超重要!大阪のエリアを教えてくれるセミナーに参加してみては?
大阪ではさまざまな再開発工事が実行・計画されており、今後ますます人口の増加が期待されています。
現時点ではまだ大阪の不動産価格は割安になっており、今後の発展を見据えた投資を考えているのであれば、今がまさに大阪の不動産投資を始めるべきタイミングだと言えます。
ただし、大阪の不動産投資を成功させるためには、エリアごとの特徴をしっかりと見極めることが非常に重要になってきます。
弊社では大阪に特化した不動産投資セミナーも開催しております。
将来性のある大阪の不動産投資にご関心があるようでしたら、ぜひお気軽にセミナーにご参加ください。