1. 不動産の売却
  2. 【空き家にお困りの方へ】 放置している空き家を有効活用する8つの事例とは
上下にスワイプでメニューを閉じる
不動産の売却

【空き家にお困りの方へ】 放置している空き家を有効活用する8つの事例とは

執筆者:Redia編集部 Redia編集部

相続により実家を受け継いだものの住むあてがないといった「空き家」が、日本国内でどんどん増えています。
空き家の放置は、居住者が居なくても固定資産税が発生したり、資産価値が低下したりとデメリットが多くあります。

今回は、空き家を放置しているという方へ、空き家を有効活用する方法や各自治体からの補助金などについて解説していきます。

1.空き家の放置にはたくさんの問題点がある

総務省が5年ごとにおこなう「住宅・土地統計調査」の最新データが、ウェブ上で公表されています。

平成30年版によれば、日本全国における空き家は848万9千戸(前回調査より3.6%増)で、住宅総数に対する空き家率は13.6%1%増)と過去最高の高さになっています。

※出典:総務省 平成30年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計 結果の概要 2ページhttps://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2018/pdf/kihon_gaiyou.pdf

このように空き家が増え続ける事態となっている主な原因は、日本国内で急速に進む少子高齢化です。

人口減少に対し住宅の供給は続いていること、核家族化がさらに進む中で実家とは別の住宅を所有しているために、相続した実家は放置せざるを得ないという人が多い現状など、このままでは空き家がますます増え続けるのではないかと予想されます。

現在空き家を所有している場合、以下のような問題点があるということを認識しておきましょう。

  • 庭のごみの放置による放火やゴミの不法投棄をされるリスク
  • 上記により公衆衛生が悪化し、近隣トラブルを招く
  • 経年劣化により、土地・建物の利用価値とともに、資産価値も下がる
  • 建物の老朽化が進み、自然災害が重なると倒壊につながることも

特に建物の倒壊は、通行人をケガさせてしまった場合など損害賠償責任が発生しますので、注意したいところです。

2.不動産投資で空き家を活用する8つの事例

空き家の放置は、ご紹介したような問題点の発生リスクを抱えることになりますので、不動産投資で有効活用することをおすすめします。

1)修繕して賃貸物件として貸し出す

空き家の一般的な活用方法として、修繕して賃貸物件として貸し出すことが、1番最初にあげられるのではないでしょうか。修繕が不要であれば、クリーニングするだけで貸し出すことも可能です。

2)DIY可能な賃貸物件として貸し出す

中古物件で一軒家の場合は、入居者が自由にDIYで修繕ができる賃貸物件として貸し出すのも良いアイデアです。

オーナーからすれば、修繕の手間と費用がかからないのがメリットだといえます。

3)民泊として活用する

2020年の東京オリンピックに向けて、空き家を民泊として活用するという人も増えています。

需要の高さから、民泊リフォームを専門に扱う業者もあります。

民泊を開始する際は、旅館業の許可もしくは特区民泊に関する条例を制定している民泊特区の自治体であれば、その自治体から認定を取得する必要があります。

4)カフェとして活用する

地方の空き家で多いのが「カフェとして活用する」という方法です。

自分好みのカフェを開きたいという人へ、リフォーム費用も含めて貸し出すというスタイルが多く、空き家のオーナーと活用したい人をつなぐサービスを展開している業者も存在します。

なお飲食店を開業する際には、食品衛生管理士の資格を必ず取得する必要があります。資格取得後、カフェの場合「飲食店営業許可申請」「菓子製造業許可申請(菓子のテイクアウトや卸業を中心として開業する場合は必須)」を保健所へ提出することで開業することができます。

開業するカフェの規模によっては、防火管理者の資格取得も必要となります。

5)シェアハウスとして活用する

シェアハウスは、広いリビングを居住者たちで共有しつつ個室も所有できたり、ペット可の物件が多かったりと、借主側にとっても多くのメリットがある活用法です。

6)別荘として活用する

特定のシーズンは空き家を自分の別荘として使い、その他のシーズンは別荘として貸し出すという方法もあります。

建物は使っていないとどんどん傷んでいくものですので、常に使用することで劣化を少しでも遅らせることができるというメリットにつながります。

7)サテライトオフィスとして貸し出す

都市部に本社のある企業などが、賃貸料のより安い地方にある空き家をサテライトオフィスとして利用する事例が増えつつあります。

サテライト

本拠地から少し離れた場所のこと

オーナーとしても家賃収入を確保でき、借主となる企業にとっても都市部よりも安く借りることができるという、双方にメリットがある方法です。

8)福祉施設にする

部屋数が多い空き家を児童福祉施設や老人福祉施設として活用するという手もあります。

この活用法は、用地変更手続きや耐火基準といった法的緩和などが進み、国によっても後押しされています。

福祉施設の運営団体とオーナーの間でサブリース契約を結ぶことで、オーナーが自ら管理経営するという負担も大きく減ります。

サブリース契約

不動産会社が転貸(又貸し)することを前提とした賃貸借契約形態の一つ

3.空き家を活用する場合、補助金が出る可能性も

空き家の活用は日本の経済発展を促進につながるという考えから、空き家を活用すると政府や地方自治体よりさまざまな補助金が支給されます

各官公庁・自治体によりさまざまな補助金・助成金制度がありますので、ホームページなどで確認してみましょう。

4.まとめ

空き家は放置しておくと多くのリスクが発生します。

売却するという方法だけでなく、さまざまな方法で有効活用し、不動産投資をおこなうことも可能です。空き家がどのようなエリアにあるのか、現在どのような状態なのかにもよりますので、まずは所有している空き家の状況を整理し、専門家(弁護士、不動産会社、空き家に関するNPO法人等)に早めに相談することが重要です。

dummy