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建ててから後悔!? SRC基礎のメリットとデメリットを解説

執筆者:椙原 あやめ 椙原 あやめ

「SRC基礎(蓄熱床工法)」は逆べた基礎とも呼ばれ、べた基礎を上下逆にしたような形状の基礎のこと。株式会社八州が特許を取得している工法です。
この記事では、SRC基礎のメリットとデメリットを解説します。

耐震性・耐久性が高く、メンテナンス性に優れるというSRC基礎ですが、建物の耐震性は基礎の種類だけで判断することはできません。耐震性は構造計算を行い、地盤・基礎・建物の全体で考えることが大切です。

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1.SRC基礎(逆べた基礎・蓄熱床工法)の特徴

SRC基礎は、外周を立上り基礎でつくり、内周部の柱受けにH形鋼材を組み込み、床下を砂利層とコンクリートで充填した基礎工法。床下空間がないのも大きな特徴です。

画像出典:SRC基礎の構造|株式会社八洲

2.SRC基礎のメリット

SRC基礎のメリットを解説します。

1)耐震性に優れている

基礎は、建物を支える非常に重要な部分です。

建物の耐震性にも影響を与えるとても重要な部分ですので、地盤に適した基礎選びが大切です。

SRC基礎は、布基礎やベタ基礎と比べて構造的に強く、耐震性に優れている傾向にあります。

参考記事:基礎工事における「べた基礎」を解説!「布基礎」との違いとは?

 

とはいえ、基礎だけで「建物の耐震性」の優劣を判断することはできません。

耐震性は構造計算を行い、地盤・基礎・建物の全体で考えるようにしましょう(木造住宅の場合、平屋と2階建ては構造計算必須ではありません)。

2)床下空間がないためシロアリ被害リスクが少ない

SRC基礎には床下空間がないため、土壌からの湿気が上がることがなく、シロアリ被害のリスクが少ないといえます。

 

ただ、寒さに弱いといわれるシロアリが北海道で見つかったり、北国でもシロアリ被害が起こっていたりするケースもあるため、SRC基礎にしたからといってシロアリリスクがゼロとは言い切れません。

 

庭にシロアリが好む段ボールや木を放置しないようにするなど、建物の近くにシロアリを寄せ付けないことが大切です。

参考記事:中古戸建購入で注意したいシロアリ被害と防蟻処理

3)外からの湿気が入らない

住宅の室内と外気の気温差や床下空間との気温差で、どうしても結露が起こってしまうもの。

断熱方法によって通気方法は異なりますが、べた基礎の場合は基礎パッキン等で通気します。

 

SRC基礎は床下空間そのものがないため、床下結露はありません。八州の公式サイトでは「完全密封構造で外部からの湿気を遮断し、地中から入る湿気も建物に入れない」と説明されています。

3.建ててから後悔?SRC基礎のデメリット

SRC基礎で後悔している人は、以下のようなことをデメリットとして感じていることが多いようです。

1)給排水などが固定されるためリフォームに制限がかかる

べた基礎や布基礎は、床下空間に給排水の管を這(は)わせます。

しかし、SRC基礎には床下空間がありません。

 

SRC基礎では給排水の位置を一度決めると、配管(二重配管の外側)を基礎コンクリートで埋めてしまうため、位置の変更ができません。

将来、キッチンの大掛かりなリフォームをしたいと思っても、位置変更ができないため、リフォームに制限がかかる可能性があります。

 

「給排水の位置が変わるほどのリフォームなんてしないよ」という方もいるかもしれませんが、例えば壁付けキッチンから対面キッチンへの変更は、給排水の位置が変わるため、SRC基礎では難しいでしょう。

給排水の位置変更を伴うリフォームはできないと考え、新築当初から30年後や老後を見据えたプランを考えることが大切です。

2)コンクリートから出る湿気の逃げ場がない

SRC基礎では1階の床仕上げ材と基礎の間の空間がなく、基礎コンクリートから出る湿気の逃げ場がありません。

 

SRC基礎だからといって必ずカビが発生するというわけではありませんが、特に日本海側や雪国では湿気対策をする必要があります。

24時間換気を止めず、定期的に床の状態を確認することをおすすめします。

3)床下収納を作るのが難しい

べた基礎で多く見られる床下収納は、SRC基礎に床下空間がないため作れません。

床下収納は、どうしても床に段差ができてしまう、カビが発生しやすいなど、活用にもコツがいります。

 

床下収納は必須設備ではないので、他で十分な収納量を確保しましょう。

4)SRC基礎の『蓄熱式温水床暖房メンテナンス』問題

SRC基礎を選択する方が併せて多く採用するのが、蓄熱式温水床暖房です。

 

給排水管は二重配管なのでメンテナンスも可能ですが、温水床暖房の配管は基礎コンクリートで埋設するのが懸念点です。

温水パイプの寿命は、約30年。継ぎ目のない一本の配管で、コンクリートに埋め込まれていれば漏れても問題ないと言われていますが、万が一のことがあれば対応が難しくなることが予想されます。

 

もし、どうしても温水床暖房のメンテナンスに不安があるのなら、SRC基礎は採用するけれど、温水床暖房は採用しないというのも一つの方法です。

家づくりは総合的な判断を

ハウスメーカー各社は日々研究開発を重ね、魅力的な住宅を打ち出しています。

 

SRC基礎と蓄熱式温水床暖房はセットで採用されることが多いですが、初期費用がかかること、部屋が温まりすぎてしまい慣れるまで温度調整が難しいことなどもデメリットとして挙げられます。

 

少しでも疑問に思うことがあれば、担当者に納得いくまで説明してもらい、メリットとデメリットを総合的に判断して決めましょう。

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