【福岡】地価上昇率が2年連続で全国1位！不動産投資で注目のエリアとされる理由は？

1.福岡県の家賃相場は？

まずは、家賃相場における市区町村別TOP3を見ていきましょう。

1)福岡市中央区が5.36万円で最も賃料が高い

不動産ポータルサイト「ホームズ」によると、福岡県内における家賃相場は、福岡市中央区が最も高く5万3600円、次いで福岡市博多区が5万2300円、福津市が4万9600円となっています。

いずれも福岡県北部に位置するエリアです。不動産投資においては、賃料を高く設定することで収益の最大化が狙えるため、上位3つのエリアを一度押えておくべきでしょう。

2)賃料上位エリアは地価が上昇

前述の賃料上位エリアでは、地価の変動率も上昇しています。

2022年の住宅地は前年対比において、福岡市博多区が10.4％、福岡市中央区が8％、福津市が5.3％のプラスでした。

変動率が2.5％のプラスだった福岡県全体の平均と比べても上昇幅が大きいことが分かります。
参考：令和4年度福岡県地価調査の概要

2.天神ビックバン等の再開発で福岡市が地価上昇をけん引

地価上昇率が2年連続で全国1位となった福岡県ですが、そのけん引役になっているのは再開発が続く福岡市です。

1)再開発事業『天神ビックバン』で街の利便性が向上

福岡市は2015年から再開発事業『天神ビックバン』を進めています。

天神交差点から半径約500ｍを対象エリアとし、新たな雇用と快適な公共空間の創出、ビルの建替え誘導、公共交通の充実を図る狙いがあります。

事業開始から2024年までの約10年間でビル30棟の建て替えを目標に掲げる中、2021年2月までに52棟の建築確認申請がありました。

再開発により街の利便性が向上する福岡市は、県内の地価上昇をけん引しており、不動産投資においても注目のエリアだと言えます。

2)福岡市の周辺エリアも10年連続で地価上昇

住宅地の地価変動率を市町村別に見ると、福岡市だけでなく、周辺の春日市、大野城市、粕屋町も10年連続の上昇となりました。

福津市も6年連続で上昇しており、福岡市がある県北部を中心に地価が上昇しています。

一方で、大牟田市、柳川市、八乙女市の県南部では下落が見られるなど、北部と南部で明暗が分かれました。

不動産投資を始める際に、「福岡県であればどこでも良い」というわけではないようです。

3.不動産投資を始めるなら福岡市が有利？

再開発で今後も地価の上昇が続きそうな福岡市ですが、各種データを基に不動産投資における利点を見ていきましょう。

1)人口と世帯数が増加傾向にある福岡市

全国の人口が減少傾向にある中で、福岡市は人口と世帯数がともに伸び続けており、政令指定都市の中で人口増加率がトップクラスです。

不動産投資を始めるにおいて、エリアの人口と世帯数は賃貸需要の指標となるため押さえておきましょう。

2)福岡市は都内の半値で区分マンションが買える？

福岡市の区分マンション平均価格は、築10年未満で1858万円、築10年以上で1435万円、築20年以上で746万円となります。

東京23区と比べると、およそ半値で区分マンションが購入できます。

地価の上昇が今後も続けば、所有物件の資産価格が上がり、キャッシュフロー(売却益)を狙った不動産投資もできるでしょう。

3)利回りは7.78％で、東京23区と全国平均を上回る

福岡市の区分マンション平均利回りは、7.78％となります。

これは全国と東京23区の平均を超える数値で、収益性の高い不動産投資が見込めると言えそうです。

利回りは不動産投資の成功を左右する指標であり、利回りの高さは物件をいかに安価で手に入れるかで決まります。

まとめ：福岡市は不動産投資を始める上で必要な条件が揃う注目すべきエリア

地価上昇率が2年連続で全国1位となった福岡県ですが、中でも福岡市は不動産投資を始める上で重要な条件が揃っているエリアだということが分かりました。

福岡市のポイントとしては、「10年連続で地価が上昇」「再開発の天神ビックバンで見込まれる人口と世帯数の増加」「区分マンション価格が都内の半値」「全国と都内を上回る平均利回り」がありました。

福岡エリアで不動産投資を検討する場合、不動産を売却したい個人オーナー様から直接仕入れをしている当社の未公開物件をのぞいてみませんか？

当社は、福岡市天神に支店を構えることで、福岡に住む個人オーナー様と直接売却相談を承る事ができます。

その為、毎日常に新しい未公開情報を手にし、あなたに最新の物件情報をご紹介できる仕入専門会社という立ち位置が当社の強みです。

利回りだけではなく、物件のスペックをはじめ、福岡エリアの賃貸ニーズについて、一度ご相談してみてはいかがでしょうか？