1. 不動産の購入
  2. 不動産投資ローンの「個人属性」とは?金融機関は何を見てる?
上下にスワイプでメニューを閉じる
11月1日(日)元経産省官僚 現慶應義塾大学教授「岸 博幸」氏 による不動産投資セミナー「デジタル改革と不動産投資」開催決定
不動産の購入

不動産投資ローンの「個人属性」とは?金融機関は何を見てる?

執筆者:Redia編集部 Redia編集部
はてなブックマークでシェアするボタン
lineでシェアするボタン

融資が通るかどうかは、物件そのものの評価も大切ですが、もっと大切なのは融資を申し込む人の「個人属性」です。

今回は、金融機関は何を見て個人属性を判断しているのかについて解説していきます。

1.融資の判断材料となる個人属性とは

個人属性とは、融資を申し込む人の勤務先や年収などの経済的・社会的背景のことをいいます。その人に融資してもよいのか、限度額はいくらにするのかを金融機関が判断する際のポイントとなります。

一般的には次の項目について個人属性として評価しています。

家族構成 同居している家族の有無
居住環境
  • 持ち家か賃貸か
  • 持ち家の不動産評価額
  • 居住年数
勤務先と勤続年数
  • 職種
  • 会社の規模
  • 勤務先の会社名
  • 雇用形態
  • 勤続年数
年収
  • 個人年収(過去3年間)
  • 夫婦での年収
金融資産 預貯金、株、債券など
借入がある場合はその内容と残債
  • 借入の有無と残債
  • 今後の返済計画

なお、各金融機関の重視する属性については、明言があるわけではありません

2.個人属性と融資の関係

金融機関では、その人が将来にわたって安定して返済ができるのかどうかをチェックします。その際にポイントとなるのが「安定性」です。

融資の返済は長期にわたるため、たとえ現在の年収が高かったとしても、それが将来的にも保証されていない場合は安定性が低いとみなされてしまい、融資をする上でのリスクとして扱われてしまう場合があります。

したがって、個人事業主よりもサラリーマンや公務員のような人のほうが融資を受けやすくなるケースが多いです。

さらに勤務先が大手企業であったり、勤続年数が長かったりするほうが金融機関からの評価は上がる可能性があります

3.ローンが通りやすい属性・ローンが通りにくい属性

融資に関わる属性について「ローンが通りやすい属性」と「ローンが通りにくい属性」があります。

個人属性は、融資の可否に加え、借入の限度額に影響します。

ローンが通りにくい属性と判断される事項

ローンが通りにくい属性と判断される事項として、返済が滞るリスクがあることが挙げられ、以下のような例があります。

  • 無職
  • 非正規雇用
  • 平均給与が低い業種
  • 勤続年数が3年未満
  • 安定した収益をあげていない自営業
  • 転職回数が多い

ローンが通りやすい属性と判断される事項

ローンが通りやすい属性と判断される事項は、安定した返済が可能なことや高収入にあたるものが挙げられ、以下のような例があります。

  • 平均収入が高い業種
  • 安定性が認められている業種
  • 安定した収益をあげている自営業
  • 社内で高い地位(役職)に就いている

具体的な職業でいうと、医師や弁護士、大手企業の社員や公務員などが該当するといわれています。

4.自分の信用情報を事前に確認する

融資審査の際に金融機関がチェックする内容として、前述以外に「融資申込者の信用情報」があります。

過去の借入履歴や返済情報、支払の遅延の有無などがこれに当たります。金融機関やクレジットカード会社は指定信用情報機関に加盟することで個人信用情報を共有しており、もし悪質な支払い遅延などが確認された場合は、融資を受けることが難しくなります

返済の滞納や自己破産を起こすと「ブラックリストに名前が載る」と聞いたことがある人もいるかもしれませんが、実際は滞納履歴や自己破産などの信用情報が他の金融機関にも知られてしまうということなのです。

「事故」として多いパターンは、携帯電話料金の支払いの遅延があります。引越しや改姓をしたときの手続きに失敗してしまう人もいるようです。

なお、信用情報が悪い場合でも、その情報は5年~10年で抹消されます。自分の信用情報については、本人が請求することで開示してもらうことができます。借入をしたことがある場合や滞納について身に覚えのある人は、事前に信用情報を確認しておくとよいでしょう。

5.まとめ

個人属性は簡単に変えることはできません。そのため、不動産投資をするにあたっては、個人の返済能力の範囲内で物件を見つけることが大切です。

一般に、不動産投資ローンは住宅ローンに比べると金利が割高だったり、融資の条件が厳しかったりします。ただし、物件を紹介してもらう不動産会社が金融機関と提携している場合があり、ローンが通りやすかったり、金利が優遇されたりする場合もあるので、不動産会社に相談してみるのもいいでしょう。

まずは自分自身の属性を分析し、無理のない不動産投資のやり方を考えていきましょう。

不動産投資ローンの審査には何が必要?審査の流れや住宅ローンとの違いもあわせて解説

dummy