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【再開発】三菱地所が手掛ける大規模プロジェクト『TOKYO TORCH』、本格始動!

執筆者:棚田 健大郎 棚田 健大郎

東京駅日本橋口前のエリアが『TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)』として再開発されています。
東京都の一等地と言っても過言ではない場所に、大規模な再開発をして作るTOKYO TORCHについて解説します。

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1.TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)とは

※出典:TOKYO TORCH | 三菱地所 

TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)とは、東京都千代田区にある東京駅日本橋口前の大手町二丁目と中央区八重洲一丁目に渡っている常盤橋エリアにおいて、三菱地所が再開発している地区に付けられた名称です。

エリア内には、Torch Tower(トーチタワー)、常盤橋タワー、変電所棟、下水道局棟が建設される予定で、2021年11月現在、常盤橋タワーと常盤橋タワー側 の変電所棟が竣工済みです。

2.三菱地所による再開発

※図引用:東京駅前 常盤橋プロジェクト 

再開発とは、市街地再開発事業のことであり、複数の土地をまとめて再整備し、より良い街へと再生することです。

再開発により新たな雇用が生まれ、街が活気づけば、その土地は人気エリアになるでしょう。

特にTorch Towerと 常盤橋タワーは、オフィスがメインの階層も多く、オフィスタワーとしての役割も担っています。

再開発を行っている三菱地所は、東京都の丸の内地区に多数のビルを保有しており、「丸の内の大家」と呼ばれている、国内有数の不動産ディベロッパーです。

丸の内ビルディング、サンシャイン60、横浜ランドマークなども手掛けており、そんな三菱地所が再開発するTOKYO TORCHには、各方面から大きな期待が寄せられています。

3.TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)のメイン、Torch Tower(トーチタワー)

出典:Torch Tower(トーチタワー)/三菱地所

TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)のメインとなるTorch Tower(トーチタワー)は、高さ約390m、地上63階・地下4階建てのビルで、2027年に竣工予定です。

竣工した際には、現在日本一の高さを誇る大阪市の「あべのハルカス」(高さ300m)を超えるので、Torch Towerが日本一高いビルとなります。

地下1階~地上6階には飲食店をはじめとした商業施設や、温泉「常盤湯」なども入る予定であり、地上3階~6階には、約2,000席を擁する大規模ホールも建設されます。

中層階はオフィスが主体となり、57階~61階にはホテルが、62階と屋上階には展望施設が設けられます。

TOKYO TORCHの「TORCH」とは、「松明」の意味であり、TOKYO TORCHの象徴とも言えるTorch Towerは、松明を模したデザインになっています。

 

4.常盤橋タワー

出典:常盤橋タワー/三菱地所

 

 

常盤橋タワーは、高さ約212m、地上38階・地下5階建てのビルで、2021年6月に竣工しました。

地下1階~地上3階は、商業施設を集めたゾーンとなっており、「TOKYO TORCH Terrace」(トウキョウトーチテラス)と命名され、2021年7月にプレオープンしました。

本来はグランドオープンの予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で、一部店舗のみを開店するプレオープンとなりました。

しかしながら、東京初出店となる飲食店やカフェも多数出店し、賑わいをみせています。

9階~37階はオフィスが主体であり、3階には、常盤橋タワーの就業者用のカフェテリア「MY Shokudo」(まいしょくどう)も設置されています。

「MY Shokudo Dining & Sakaba 」は2021年11月現在、17時半までは就業者専用となっており、一般向けに開放予定の夜の営業は開始しておりません。

キッチンのある「MY Shokudo Hall & Kitchen」は終日一般向けに解放されており、食べ物の販売や、スペースのレンタルなども行っています。

 

5.TOKYO TORCH Park(トウキョウトーチパーク)

※出典:三菱地所

Torch Towerと常盤橋タワーの間に2021年7月にグランドオープンしたのが、「TOKYO TORCH Park」(トウキョウトーチパーク)です。

約3,000㎡の開けた空間には、緑が多く、自然あふれる景色が広がっています。

元は道路だった場所を転用し、そこに茨城県つくば市の協力のもと芝生を設置したり、新潟県小千谷市と共に、錦鯉が約40匹泳ぐ「錦鯉が泳ぐ池」を整備したり、都会にいながらも自然を感じられるのが特徴です。

遊具が設置されているエリアやテラス席もありますし、キッチンカーの出店も予定されているので、ファミリーで楽しめる憩いの場となっています。

広さを活かしたイベントも開催されています。

2027年の Torch Tower竣工時には、約7,000㎡まで規模を広げる予定であり、これからどのように発展を遂げていくかが楽しみなエリアです。

まとめ

三菱地所が再開発を手掛けている「TOKYO TORCH」は東京駅日本橋口前に位置しており、メインとなる Torch Towerは2027年竣工予定です。

2021年11月現在、既に竣工している常盤橋タワーや、オープン済みのTOKYO TORCH Parkは、入居オフィスの就業者や観光客などで賑わっており、2027年のTorch Towerの完成に向けての今後の動向が注目されています。