【不動産投資】【株式投資】どっちが良い?投資信託よりもリターンが高いのは〇〇投資

投資には不動産投資や株式投資など様々な種類があります。
「何を選べば良いのか分からない」「私に合った投資は何?」と悩む方も多いことでしょう。
不動産投資は経営が順調の際には安定した家賃収入が入るというメリットがあり、資産としての価値が落ちにくい傾向があります。
一方で株式投資は短期間でリターンが得られる可能性があり、それぞれメリット・デメリット、リスクが存在します。
「知ること」でリスクの回避が可能になるケースもあります。
この記事では代表的な投資法である不動産投資、株式投資、投資信託への投資の違いやメリット・デメリット・リスクをお伝えします。
それぞれの投資の特徴を知り、比較・検討することで自身に合った資産形成を行うことが可能となります。
1.【不動産投資】【株式投資】【投資信託】を一覧で比較!
投資には、さまざまな種類があります。
不動産投資、株式投資、投資信託、貯蓄型保険などです。
一体どのような違いがあるのか、不動産投資・株式投資・投資信託で比較してみましょう。
【不動産投資】
投資対象 |
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収入 |
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利回り |
※新築・中古や都心・郊外など建物によって異なる |
【株式投資】
投資対象 |
※東京証券取引所やマザーズなどに上場した株式 |
収入 |
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利回り |
※企業によって異なる ※高利回りだとリスクも高くなる |
【投資信託】
投資対象 |
※国内外の株式や債券を組み合わせた投資が可能 |
収入 |
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利回り |
※商品によって異なる |
1)利回り・リスク・リターンの違いは?
投資の世界では、リスクとリターンは表裏一体だと言われています。
リスクの高い商品は高リターン、リスクの低い商品は低リターンということです。
また、海外の商品は高リスク、日本国内の商品は低リスクの確率が高くなります。
不動産投資は、家賃収入により一定の利回りが期待できます。
しかし、株式投資や投資信託は、企業方針や運営状況により、配当金や株主優待が存在しないことも。
「定期的な収入が欲しい」という人は、確実に配当金を得られる企業・ファンドを選ぶ必要があります。
ただし、高利回りの企業やファンドは、値動きが激しくリスクも高いため注意が必要です。
2)投資の難易度
不動産投資では賃貸管理をオーナが自分で行う場合、専門知識が問われるほか、入居者対応に追われることもあるため、投資の難易度が高くなるでしょう。
ただし、不動産管理会社に物件の管理を委託することによって、労力と時間をかけることなく運用できます。
一方、株式投資は各企業の財務、業界の成長性などを勉強し、細かく値動きをチェックする必要があります。
そのため、投資の難易度は高いと言えるでしょう。
また、投資信託はプロに運用を任せられますが、株式と同様に値動きを見て、売却のタイミングを見計らう必要があります。
2.各投資のメリット&デメリット、リスクは?
不動産投資・株式投資・投資信託について、仕組みやリスク&リターンを把握しました。
次は、それぞれのメリット&デメリット、リスクを比較しましょう。
1)不動産投資のメリット&デメリット、リスク
不動産投資は、空室率が低い場合、安定した家賃収入が手に入るメリットがあります。
経済不況に強いほか、ローン完済後に資産になるのも利点です。
また、株式投資のように市場の乱調がなく、比較的安定しています。
そのため、「株式投資で毎日の値動きに疲れた」「値動きをチェックするのが面倒」という投資家が不動産投資に行きつくケースもあるようです。
一方、空室で家賃収入が入らない「空室リスク」がデメリットになります。
しかし、都心の物件は、賃貸需要が高く空室率が低いため、リスクを回避できる可能性が高いでしょう。
また、台風や地震によって建物の損壊が起こる「災害リスク」もデメリットですが、損害保険に加入すれば一定の要件を満たした場合に保険金が支給されます。
こうしたデメリットやリスクに対して、対処法が確立されている点が不動産投資の魅力なのかもしれません。
2)株式投資のメリット&デメリット、リスク
株式投資は、株価上昇時の売却で得られるリターンがメリットになります。
近年、日本株だけでなく、米国株に投資する人が増加。
若い世代では、アプリやポイントを利用して株式投資を始める人も多く、身近に取引できる点が魅力です。
ただし、毎日の値動きをチェックし、適切な時期に利益確定、または損切りを行う難易度の高さがデメリットになります。
また、各企業や業界について、勉強や分析を行う手間も投資家の負担になるでしょう。
他の投資と比べ、リスクが高く、多額の損害を被る可能性も。
とくに、米国株はリスクが高く、株式市場に値幅の制限が無いため、1日で株価が半分になるケースもあるようです。
時間に余裕があり、金融や経済に関する勉強が苦にならない人は、株式投資に向いているかもしれません。
3)投資信託のメリット&デメリット、リスク
投資信託は、プロに運用を任せられる点、株式投資よりも比較的リスクが低い点がメリットになります。
しかし、海外の株式を扱う投資信託は、高リスクの商品も多く注意が必要です。
実例としては、海外の投資信託に約150万円を投資して、2021年4月に約30万円の含み損となったケースも。
中には、売買の価格を指定できない投資信託もあるため、商品によっては注意が必要です。
4)安定した収入を得るなら不動産投資
株式投資と投資信託は、安定した収入を得るために、一定の資本をつぎ込む必要があります。
一方、不動産投資は金融機関からローンを組むことができる唯一無二の投資です。
初期費用のみでリターンを得られるため、安定した収入を狙うのに適しています。
3.実は、手持ち100万円で始められる投資とは?
何かしらの投資を始める際、「できるだけ少ない元手で運用したい」と考える人は少なくありません。
中には、自己資金が貯まっておらず、100万円程度から始められる投資を探している人もいるのではないでしょうか。
しかし、100万円があれば、実はさまざまな投資を始めることが可能です。
では、手持ち資金100万円の場合、どのような投資ができるのでしょうか。
また、最もリターンを得られる投資法も解説します。
1)「NISA」「REIT」「インデックス投資」などの投資が可能
小額からスタートできる投資として思いつくのは、「NISA」「REIT」「インデックス投資」などでしょう。
いずれも小額から始められるため、手元資金100万円があれば投資をスタートできます。
NISA
NISAとは、小額投資非課税制度のことです。
通常、投資で利益を得た場合、税金が課せられます。
しかし、NISA口座で毎年一定金額の範囲内で金融商品を購入した場合は非課税となります。
2024年1月からは新NISAがスタートし、制度が拡充しました。
非課税期間は無制限、年間投資枠も360万円まで拡大し、今もっとも注目が高まっています。
REIT(リート)
REITは、「Real Estate Investment Trust」の略で、日本語に訳すと「不動産投資信託」です。
多数の投資家から集めた資金でオフィスビル、商業施設、マンションなど複数の不動産を購入し、不動産投資を行うことによって、賃貸収入や売却益を投資家に分配します。
REITのメリットは、現物不動産を所有するわけではないため、少額から不動産投資を始められる点です。
少額であれば、複数の不動産に分散投資でき、リスク低減にも繋がります。
また、不動産投資の経験豊富なプロが運用を代行するため安心です。
インデックス投資
インデックスとは、株式市場などの全体的な値動きを示す指標のこと。
インデックス投資は、インデックスに連動した値動きを目指す投資法です。
日本では日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)などが代表的なインデックスとなります。
REITと同じく、少額から始められ、分散投資できる点がインデックス投資の魅力でしょう。
2)不動産投資なら融資でレバレッジ効果を得られる
現物の不動産投資について、「自己資金が十分に無ければ始められない」と考えている人もいるかもしれません。
しかし、自己資金が100万円の場合でも、金融機関から融資を受けることで、投資対象となる物件を購入できます。
不動産投資は、唯一、金融機関から融資を受けられる投資法なのです。
NISA、REIT、インデックス投資は少額から始められますが、手持ちの100万円でこれらの投資を始めた場合、得られる収益は決して高くありません。
投資商品によって多少の違いはありますが、これらの投資の平均利回りは3~8%前後です。
投資額100万円だと、1年で得られる利益は3~8万円程度。
一方、不動産投資は融資を受けて、レバレッジ効果を得られます。
レバレッジ効果とは、小額の投資額で大きなリターンが期待できることを示す言葉です。
例えば、自己資金100万円で融資を受け、3,000万円のマンションを購入して投資を始めたと仮定します。
利回りが8%の場合、年間収入は240万円です。
借入金の年間利息が3%だった場合、初年度の年間の利息額は約87万円。
年間収入から年間利息額を差し引くと、実質的な利益は153万円となります。
繰り返しになりますが、不動産投資は金融機関が融資を行う唯一の投資です。
自己資金が少なくても、借り入れによりレバレッジを効かせて、自己資金以上の大きな利益を手に入れることができます。
つまり不動産投資は、手元資金100万円で他の投資よりも効率よく資産形成を実現できる投資法なのです。
関連記事:100万円あったら投資信託で運用すべきは本当?インフレ局面でオススメの投資を解説
4.不動産投資の始め方は?手順を紹介
融資を受けることでレバレッジ効果が期待できる不動産投資。
以下では、不動産投資の始め方を解説します。
1)不動産投資に関する知識を深める
まずは、不動産投資に関連する書籍やウェブサイトの記事を読んで基礎知識を身に付けましょう。
また、不動産投資セミナーにも参加して、情報収集するのもおすすめです。
2)資金計画を立てる
次に、自己資金の額や給与所得などから、どのくらいの額の融資を受けられるのか、資金計画を立てます。
3)物件を探す
初心者の場合は、比較的物件価格を抑えられる中古ワンルームマンションがおすすめです。
立地は空室リスクを左右するため、駅近の物件を選ぶよう意識しましょう。
4)物件を購入する
インターネット検索で物件の目星がついたら、不動産会社に問い合わせます。
その後、金融機関で不動産投資ローンを申し込み、審査を受けることになるでしょう。
審査通過後、融資が実行されれば、晴れて物件購入となります。
5)物件を管理する
物件を購入したら、いよいよ賃貸経営のスタートです。
賃貸経営にあたっては、物件や入居者の管理が必要になります。
管理手数料が掛かりますが、賃貸管理会社を利用すれば、入居者募集や家賃の回収、入居者の問い合わせ対応などを代行してくれます。
不動産投資の成功には、投資家自身が知識を身に着けることが重要でしょう。
内部リンク:不動産投資初心者が失敗しないために知っておくべき基礎知識
5.東京の中古ワンルームマンション投資がおすすめの理由
不動産投資は、購入した物件のスペックに成功が左右されます。
当社ランドネットが投資初心者におすすめする物件は、東京の中古ワンルームマンションです。
その理由を解説します。
1)単身世帯の増加で賃貸需要が高い
東京は、進学や就職を機に転入する若い世代が多いエリアです。
少子高齢化が進む現在でも、転入数は転出数を上回る転入増加の状態が続いています。
コロナ禍で減少したものの、再び大きく伸び、高い賃貸需要を誇っているのです。
ワンルームマンションは、東京へ転入する若い単身者世代が入居者ターゲットになります。
単身世帯の流入が見込まれる東京では、ワンルームマンション経営が安定した家賃収入を得られる投資法なのです。
2)新築と比べ高利回りで投資効率も良い
中でも、中古ワンルームマンションは、物件価格を安く抑えられます。
そのため、新築マンションを取得する場合に比べ、高利回りが期待できるのです。
利回りが高ければ、投資効率が良くなり、収益も増大します。
成功率を高められる理由から、当社では投資初心者に対し、東京の中古ワンルームマンション投資をおすすめしています。
内部リンク:ワンルームマンション投資を始めるべき理由と知っておきたいメリット
6.不動産投資と株式投資は両方やった方が良い?
不動産投資、株式投資、投資信託には、それぞれメリット・デメリット、リスクが存在します。
中には、「並行して投資している」という投資家も少なくないでしょう。
並行することで資産拡大のスピードは早まりますが、その分多額の資本が必要です。
投資は余剰資金で行うもので、万が一に備えて「年齢×%」の預貯金を保有しておいたほうが良いとも言われています。
例えば、総資産1000万円を所有する40代の場合、預貯金が40%で400万円、リスク資産が60%で600万円が理想です。
年齢が若ければ投資の期間が長くなり、「時間によるリスク分散効果」も期待できます。
リスク資産の割合が適切である状態であれば、投資を並行して行っても差し支えないでしょう。
一方、リスク資産の割合が多い場合、いざという時に「手元に現金がない」といった事態に陥る可能性も。
突然のケガや病気、思わぬ出費に対応できなくなるため、リスク資産と預貯金は一定の割合を保っておきましょう。
まとめ
不動産投資、株式投資、投資信託について、それぞれメリット・デメリット、リスクを解説してきました。
投資に関する考えは、人によって異なります。
「安定した収入が欲しいが、手間と労力はかけたくない」という人は、不動産投資がおすすめです。
全資産のうちリスク資産が占める割合も考慮に入れながら、自分にあった投資方法を検討しましょう。